・あらすじ
・世界観
・登場人物
・他作品との繋がり
ある日、世界から音が失われた。悪夢との最終戦争に敗れたこの世界では、希望は闇へと塗り替えられ、魔法は塵へと化した。その影響が最も顕著に表れたのが、“音”の暮らす星・オトノホシ。
この星には、オトモドキと呼ばれる、“音”の概念が存在した。しかし、彼らはある日忽然と姿を消してしまう。残されたオトモドキの一人である、チェシー・ナチュードは、失われた音楽を取り戻すために旅に出る。これはそんな冒険記録だ。
鏡面世界と同じ階層、1作目の鏡の向こうに存在する音楽の世界。オトモドキという“音”が生活しており、地上世界と地下世界が存在する。どちらも12の国に分かれており、オトノホシの外見は球状のピアノのように見える。
この星では、既に人間は滅んでおり、オトモドキも何人生存しているか不明。美しい風景と、人間の生きた残骸だけが残っている。虫食いだらけではあるが、音楽の遺産として無数の楽譜が残っているとか……。
同じ世界に、カナデボシというもう一つの惑星が存在する。オトノホシとカナデボシを結ぶゲートが、世界のどこかには存在するらしい。
カナデボシには、ラクツムギという“楽器”が生活しており、こちらには楽器を奏でる人間も残存しているが、ラクツムギたちは音楽が失われた影響で声を失っており、楽譜が存在しないため、ラクツムギはほとんどお役御免状態。ただ、愛着のある何人かの人間によって、ペット代わりとして可愛がられているようだ。
24調(2023.8.13現在、4人)
名前:チェシー・ナチュード
調:ハ長調/C major/C dur (♮)
役職:主人公
種族:オトモドキ
性別:女
身長:154cm
一人称:ボク
二人称:キミ
外見:朱色の髪(オン眉)、Cのアホ毛、麻呂眉、緑色の目、トガリ耳
世界に音楽を取り戻すために一人旅だった女の子。楽しいことが好きで、前向きで明るい性格。凹んでいる人がいたら、背中を押してくれるタイプ。
名前:コフィン・シミラー
調:ハ短調/C minor/c moll ♭♭♭
役職:キーマン
種族:オトモドキ
性別:男
身長:168cm
一人称:僕
二人称:君
外見:紫の髪、片目隠れ、Cのアホ毛、青い目、トガリ耳、左側だけの角状突起
何人かのオトモドキと地下世界で生活していた男の子。音楽が無い世界は少し寂しいと思いつつも、世界に音をお取り戻すよりも、音のない世界で悲嘆に暮れる道を選んだ。イケメン。儚い顔してゴリゴリの強キャラムーブができる強い子。でも、好き好んで自己主張したいわけではない。
名前:アモール・ナチュラー
調:イ短調/A minor/a moll ♮
役職:未定
種族:オトモドキ
性別:男
身長:162cm
一人称:俺
二人称:お前
外見:赤紫の髪(青いメッシュ・左分け目)、青い右目、水色の左目、トガリ耳
元々地上に住んでいたけど、短調だと途中でわかったので地下に移住した子。チェシーちゃんとは幼馴染。低身長と言ってはいけない() 言動が何かと可愛い。
1作目世界で魔法が使えるのは、多分オトノミヤ世界の力のおかげ。1作目世界側では、妖精の国の向こう側に、音楽の国が存在すると思われていた。
オトノホシに昔住んでいた人間は、1作目世界から流れてきた冒険者たちが移住した結果。
……もしかしたら、チェシーちゃんのご先祖様とアスカさんは出会ったことがあるのかも……?
同じ階層に存在する、お隣の世界。鏡面世界のせいで、オトノミヤで音楽が失われているので、大戦犯というか……(※鏡面世界っ子が悪いのではない)
オトノミヤっ子は、音楽が失われた原因が悪夢によるもので、鏡面世界での戦争に敗北したからだと知っている子もいる。(知らない子の方が多い) 世界間の関係は別に悪くない。
ただし、音楽が失われているため、鏡面世界側でも魔法が使えなくなっている。
……コフィンくんは立香さんと出会っていてもおかしくないのかもしれない……。